歩道のガードフェンス

 

歩道があればガードフェンスがセットで
付いてくる。くらいに多く
日本にはあたりまえのようにありますが
海外にはあまりないような気がします。

あまり普段気に留めて歩いてないのだが
たいてい鉄の白いパイプ直径7センチくらいのもので
単純な形で横に2本とかその間にたまに
市章のモチーフみたいなものが挟んであったり
あまり美しいとはいいがたい

そもそもいるのかね。と思うのですがいかがでしょうか。
車の暴走事故で歩行者が犠牲になってます。
それはガードがあれば防げたのかもしれませんが
細い道路で段差のない白線だけの歩道で
難しい場合も多いしね。

しかし、そういう道こそやらんと危険度は高いからね。
4~5mの幅で段差もある歩道には
かえってないほうがすっきりして美しいと思う。

黒澤明の「野良犬」という映画は
1949年公開の刑事の物語
ここに白黒で三船俊郎扮する
村上刑事がピストルを奪われ、
犯人を追う、探すシーンで街が映るのだが、
これが戦後すぐでまだ、
ガードフェンスも電柱も電線も
街の店の看板もすくなくてすっきりして
映画で見る欧米のシーンのように簡素で美しい。

実際、欧米もどんなだかよく
知ってるわけではないのだが
グーグルマップで歩いてみると
すっきりしてるので
それはあってるのではないかと思います。

日本も公共のデザインがもっと美しければ
楽しくなるのではと思いますが、、、。

その点では1っピンものの火の見櫓なんかは
気合入れて鍛冶屋が作ったんではないかと
思うので、魂の入り方が違うんやろね。

暇があれば、野良犬や、酔いどれ天使、
素晴らしい日曜日、醜聞
等黒澤明の1950年ころの現代を映した映画を
見てみてください。
白黒でも美しいです。街並みが。

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