住宅の外観8つのポイント


1.敷地に余裕がある場合はこのように軒の出を1.2mほど出しましょう。
長く出すほど屋根の厚みも分厚くなるのでバランスよく薄く仕上げるよう工夫しましょう。
この場合は梁のように大きい木材を垂木代わりに跳ね出し、先端へ行くほどテーパーをつけて
目立たなくしたものを1.8mピッチに使いそれ自身は外部に露出させ、その上に横に垂木を
施工してケラバ部分(屋根のはしっこのへの字の部分)でなるべく分厚くなりすぎないようにしました。

2.窓のラインは揃えましょう。階段やユニットバスに窓をつけるときに
下げてラインを変えると”福笑い”で目が鼻の位置にきてるようになり
思わず笑てしまいます。階段で手が届かなるときはオペレータ付きの窓か電動開閉か
FIX窓が良いと思います。外壁が見えない側に来るときはいいかもしれませんが
ちぐはぐでバランスが悪い表情はやはり雑観です。気にしたほうがいいと思います。

3.窓を集めて壁の面を大きく見せる。その対比で
 木の縦格子を密にして繊細さとアクセントを兼ねる。
 木のサイズは30×45程度で30を見える側にして間を20から25に

4.要素と線をなるべく少なくして、すっきりと統一感をだす。
色も多くて2色、窓の色を合わせても3色まで。

5.大胆な色使いを塀に試みてみる。外壁だと面積が大きすぎるが
塀ならコスト的にも負担が少ない

6.出窓をアクセントに用いる。
この場合は真四角に飛び出しているがテーパーをつけても面白い

7、ごつすぎる破風板は2段にする

8.できるなら樋をやめてみる
非常にすっきりした軒先ラインがでる
樋のメンテナンスも不要になる。
雪国では屋根に積もった雪を止めるために
雪止めをつけるのですがこれがあるがために
雨樋を壊すようで、初めから雨樋をつけないことも
多いようです

土地探しの8つのチェックポイント

家づくりを検討する際に一番最初に土地探しを
しなければなりません。
費用の次に大事な土地探しは家づくりとはちょっと
違う悩みがあります。

なんせ作るわけにはいかないので探すしかないのです。
良い土地にめぐりあうのは縁なものですぐに見つかるときもあれば
2年も3年も探して出会えず、やむなくマンションにした方もいます。

色んな条件が必要でチェックポイントが多岐にわたりますが
法規上、安全上必要条件を満たしたうえで価格や、周りの環境を
検討することとなります。

いくら駅近く、通勤通学便利、緑も多い、静かなど環境良くても
土地の安全が確保されていなかったり、法規上、建てられる範囲が
実はこれだけしかなかったとかならないようによく確認しましょう。
土地の相談もできる建築会社に建ててもらうのがよいかもしれません。

何故なら、自社で土地を紹介して設計施工するので自社で全て責任を
になっています。誠実な会社なら間違った選択をすることはまずないでしょう。

チェックポイントは
1.前面道路の幅員
建築基準法42条2項道路の場合は必ず道路幅員を実測。
周囲の住宅のセットバック状況も確認
また、道路と敷地との高低差も確認。

2.最終排水枡の位置
既存枡が敷地内にある場合はそのまま利用するのが原則。
位置や管底高さを確認

3.電柱の位置
電柱はガレージの計画にも影響を与える。
移設したいときは電力会社に連絡相談する

4.敷地の住所から推測する地盤状況
池や水、川など水にまつわる地名はそこが元
何であったかを示していることが多いので
そうすると軟弱地盤である可能性が高くなります。
地盤補強や杭工事が必要になると
50万から100万円ほどの追加費用が発生します。

5.隣接地の状況把握
近隣住宅のエアコン室外機、換気扇排気口
メーター、外部物置、植栽、窓の位置(1,2階とも)
外壁の境界線からの距離、高低差等、を調べて計画に備える。

この外壁から壁までの距離は民法上50cmと定められているので
周りが守っている場合はこちらも守らないとあとで大問題となります。
近隣が守っていない場合は話し合いでこちらも守らないで良しとなる
場合があるので建てる前に必ずその点は話し合いが必要です。

6.その他敷地勾配、水はけ、
敷地が隣地と高低差のある場合
擁壁で土留めをしている場合が多いのですが
その擁壁に水抜き穴の有無やヒビの有無の確認。

7.境界杭、や塀の持ち主や関係性の確認
杭があっても動いてる可能性もおおいにあるので
全く鵜呑みにするわけにもいきません。
現状をよく把握して、推測しましょう。

8.眺望や、借景、景色や風の抜け具合、
近隣建物の影の影響などを把握してプランニングに臨みましょう。

柱と梁の違いを簡単にお伝えします。


柱と梁の話をします。
基礎の時と同じような感じですが住宅の打ち合わせを
してると材木で見えてる部分をなんでも「柱」と呼ぶ方が
おられます。

正しくは地面に垂直に立っている材木を柱と言い、
地面と平行に横たわっている材木を梁といいます。
横架材(梁を含む横たわる材の総称)はもっといろんな
名前に細分化されててややこしいのですが

家の中で見えてくるとしたら梁と呼ばれる部分が
ほとんどなので他はおぼえなくてもよいかと思います。

柱は梁に比べて見えることが現代ではほぼなくなりました。
たまに床の間を設けた場合の床柱くらいでしょうか。
その他の多くの100本ほどの柱は全て壁の中にあり
見えない大壁構造という作り方がほぼ100%主流になってます。

50年ほど前のサザエさんのような家と比べると
全体の8割がたが畳の部屋というスタイルはほぼ
なくなり、全ての戸建て住宅もマンションの室内と
変わりない柱・梁の見えない均一な空間が主流となりました。

これは欧米化スタイルの真似もありますが主には
家を建てた人たちからのクレームのがれから
作り手側がシフトしていったことに起因してそうです。

何故かというと木というものは材木になってからも
落ち着くまで長い年月を要し、建ててからも動くからなのです。

するとどうなるかというとスキマがあきクレームとなるのです。
ざっくりいうとそんな感じ。
なのでそれを隠して中に入れてしまえば、動いても関係ない
というわけです。

また、集成材の柱や梁も増え、見栄えも純な木材のように
美しくないということもあり、なんでも隠し、ごまかします。

フローリングと呼ばれる床の板の間もほぼすべてプリント
合板です。これも無垢の板を使えば反ったりすいたり
いろいろ問題が出るので使われなくなってしまいました。
プリント合板フローリングもしくは突板と呼ばれる1㎜にも
満たない薄い板(紙?)を貼りつけた合板フローリングを木の板
と思って育った子供はそれが木と思ってるんでしょうね。

大人が経済効率ばかりを求めるからその影響を受けた人たちは
本物の良さや尊さをわからないで大事なことを感じる能力が
落ちていってるのではないかと思います。

誰でもわかる住宅の基礎と土台の違い


木造住宅の基礎と土台に関してお話します。
住宅の打ち合わせをしているとたまに
基礎のことを土台という方がいます。

そんな時は多分コンクリートの基礎のことを話して
おられるのだなとスルーしてこっちはなんとなく
この基礎は厚みがなんぼでなになにで~と話を続けます。

まあ、土台と呼びたくなるのもわかるので
仕方ないのかなと思います。

「基礎」と呼んでいるのは鉄筋コンクリートでできていて
土に接している部分で地上40㎝くらいの高さの部分です。
たいていは薄いグレー色してます。

最近では縦に櫛引仕上げや、塗装で着色なども増えてるようです。
そして、そのコンクリートの上に載ってるヒノキの角材
12㎝×12㎝×3mほどの材木です。これが土台です。
建築での部位の名称ですね。

樹種はたいていヒノキを使います。シロアリに対する忌避性能が
あるので使われます。あとは水に強い性能もあり、その点では
ヒバやクリが昔は使われたりしていました。

いかがでしょうか。基礎と土台の違いがおわかりいただけましたでしょうか。
基礎のコンクリートには当然鉄筋が入っており、引っ張り強さにも
耐えしのぐようにできてます。圧縮にはものすごい強さを発揮する
コンクリートも引っ張られるともろいので鉄筋が補強してます。

これを reinforced concrete 略してRCと
呼んでます。サクセションではないですよ。

この土台はなんのためにあるかというと1階の柱を50本ほど建てる場合に
高さを均一に揃えるためにあり、これがないといくらきれいに打ち込んだ
コンクリートでもでこぼこしていてまっすぐに建ちません。コンクリートに
木材は突き刺せないので土台にはホゾ穴をあけ柱の足元にはホゾという差し込み
を作って土台と柱を接続して建込ます。
これをてっぺんの棟まで続けて組み上げることを上棟といいます。

昔は石の上に柱を直接石の表面の凹凸に合わせて柱の底を上手に削って
石の形をカタドリ、たてていたので柱同士のてっぺんを梁でつなぐのは
大変技術や手間がいることだったようです。

今はそういうことはしません。土台を使います。
これが地面に近いのでシロアリの被害にあわないように
シロアリ対策をするのですが、以前はクロルピリポスと
いう人間にも害のある成分含有の薬剤を使っていたので
20003年に建築基準法で使用禁止となりました。

それに代わるものとして
人間には無害といわれる多くのものが出回りましたが
今はホウ酸がかなり使われるようになってきました。
これは塩の7倍も安全とされている(ボロン#10)もので腎臓のない
シロアリには効き目があるが人間には無害だそうです。
使用例としては目薬や、ホウ酸団子などがあります。

街中の6つのおもろい緑と小窓


マンションの南の庭にこんな大きなカイヅカイブキが
うねってるなんて信じれん。

これは保存しなければならない樹だったんだろうか
夏は日よけでええけどそれ以外は日照妨害ですね。
3階のバルコニーに迫ってるもんね。
しかし、変わった樹形してます。炎のオブジェみたい。

これは原田神社の池に藻が一面に。
美しいような汚いような紙一重の気がします。
光が当たれば美しく輝くかな。

その点、同じ神社のこの大木たちは光を浴びて透過して
美しく見えます。10・7から獅子神事祭だそうで楽しみですね。

これは2階建ての家の上に3階建てのごとく樹が覆いかぶさって
侵食してきてるかのようで普通の住宅では珍しいよね。
自然の断熱材、雨除けになってる。

こちらは住宅街では珍しい大ソテツ
鹿児島県の豊受神社のソテツが日本一と言われてるそうで
根回り2m高さ7m枝はり10mらしい。
結構匹敵するのが2本もあってびっくりです。


これはよく見かける塀の小窓
特に小さかったので紹介しました。
小さすぎて作るのに相当手間がかかったのでは
ないかと思います。
覗くとガスメーターの検針ができます。

こんな小さな植木鉢からの柿の木でも
実がついてます。木が小さくても
桃栗3年柿8年はおおむねあってるようです。

オフィス街の4641万円のすきま

たによんの街を歩いてみました。
ケロヨンではなく、谷町4丁目
略してこう呼ばれてます。

ここは大阪の真ん中のオフィス街で
大阪城にほど近いせいか外国人観光客
と思しき人々がちらほら歩いたりもして、
働く人々と合わさりにぎわってます。

そんななか、コインパーキングの隣のビルの敷地境界沿いに
砂利敷きの上にびっしりと草が茂ってました。
どこでもあらわれるな。

こんなコンクリートとアスファルトだらけの
まちなかでも。結構均一に整然としてて、
誰か管理してるんちゃうかと思ったほど。

初めて30分ほど歩いてみたが
ビル街はやはり人間のスケールに
あわないの高さのビルばかりで
見上げてることが多い。

この写真のように縦に撮ることがほとんどでした。

ふらふら歩いていると1間幅(1.82m)ほどの
ビルとビルの間の長い空地を見つけました。
ざっくり300mくらい続いてるのではないかと
たどってみました。

まずはコインパークのところで
ここは草だらけになって荒れ果て
自転車捨て場にもなってました。


こっちは自転車置き場
マンションの脇にあってまた
捨て場と化してるのでは
と思って入って行ったら
どうやらかろうじて使ってるのも
ありそうでした。しかし多分
自敷地ではないだろう。

どうやら昔は水路でもあって埋めたのか
大阪市の所有のようである。



ずーっとこんなふうにつながってて
どうにも利用できない感じです。
単なるスキマやけど
土地の広さ、値段はいくらやろね。
面積は1.82m×100m=182㎡ 54.6坪 85万として4641万円

たによんの地価は平均こんなもんらしいので
どうにも使えない土地4600万円が眠ってます。
航空地図みても全く気付かんくらい
細長く横たわってて横切る道路で寸断されるけど
また続く、というのが3ブロックほどありました。

それを追うのはやめて違う方向歩くと
3階建ての木造っぽいものがでてきました。
山本楽堂です。これは横向き写真。


現存する大阪最古の能楽堂で90年ほどの歴史があるようです、
能楽以外の催し物も多くあるようで、
意外なところにひっそりと小さめに鎮座してました。

こんなふうにきれいになってるスキマもありました。

以上、谷4でした。

幅6m道路に庭木のアーチ門2

気になったので昨日と同じコースを
(ちょっと迷って)
たどってあのアーチ門の木を確認してきました。

やはり両方とも桜でした。桜ならまあ毎年綺麗に
花咲かせるし、許しとこか、てなもんかな。
どうやろね。下は道路やから落ち着いて見られへんしね。
春になればまた、確認します。

そういえば、庭に桜の樹を植える人は少ないね。
今まで生きてきて数えるほどしか見たことない。

聞いたところによると
手入れが大変で剪定すると腐るそうで、伸ばし放題
そのうえ成長が早く、横へ大きく乱れていくし、
樹勢が20年ほどで落ちてくると毛虫発生に悩まされる。

花が綺麗なのは1週間ほど後の51週間はさほど
嬉しくもない。紅葉もさほど美しくない。
花の散る姿が凶報に例えられる。
根が浅いところで早く広がって家の基礎を
持ち上げる。(現代は違うが)
など。あまりプラス要因がないのである。

それで、庭木にはめったにお目にかかれません。
まああの様子を見たらそのとおり、横に
好き勝手にのびまくってるんやね。

庭木で見ないといえば、街路樹ではよくみかける
銀杏、プラタナス、マロニエ、柳、
こんなのはみませんね。

特にプラタナスは樹形がすごいもんね。
岡本太郎がつくったみたい。
あれが似合う家を建ててみたいもんやな。

4年ほど前の5月に街中に大量の毛虫発生したことが
ありました。街中と言っても住宅街をちょっと離れた
樹の多い場所や、公園などですが、

ほんまに足の踏み場も探したいくらい
歩道一面に落ちてうにょうにょと動いてるさまは
強烈でした。あの年だけでその後は見かけません。

公園やそこらに春先になると存在をアピール
してくる桜の樹の下には特に多かったような気がする。
やはり毛虫発生要注意。

庭木として使わんけど公園や学校には必ずあるね。
小学生の頃は桜の大きな樹を背中にして
「どうま」という遊びをよくやってました。

これは今思えば、危険極まりない、いじめにも
発展しそうな恐ろしい遊びでした。

5人づつくらい2チームに分かれて
1人親が気にもたれて立ち、4人がかがんで後ろからまたぐらに
頭を突っ込み連結して先頭が親のまたぐらに入れて準備OK

そこへ相手チームがすごい勢いで走ってきて、そのかがんでる
連中の背中に飛び乗ってつぶす。5人目まで耐えたら
ようやく「いんちゃん」(大阪では昔じゃんけんをこう呼んでいた)して

勝てば交代、入れ替わって、虐待の限りを尽くすかの如く
どうにかして高い飛行を試み、相手チームの背中に
お尻から飛び乗るのである。

現代の親がみたら卒倒するのではないだろうか
と思うほど、えげつなく痛く、危険な遊びでした。
今でも存在するのかな。あの遊び。

不思議と皆、背骨が丈夫で
けが人が出た話は聞いたことなかった。
現代の子供は骨折が多いね。

しょっちゅう、子供の友達の骨折の話を聞くわ。
食べ物の違いでしょうか?

身体は丈夫に健康に育ちたいものです。
桜の木のように伸び放題でちょっと迷惑でも
元気なほうがいいですね。