21個の気になる住宅

街中に巷あふれる外壁サイディングに屋根、
人工スレート屋根の家。
これらが95%くらいは
世の中占めてると思いますが、
100件に2件くらいはいいなと
思える家がありまして。

それらの特徴は、
外壁の素材が左官仕上げでほぼ単色。
か、板張り等、自然素材。
タイル張りの家でいいなと
思ったことはほぼないので
できたら外装タイルの家で
いいなと思うものにであいたいです。

それと、屋根は瓦か、ガルバリウム。
窓、玄関ドアは木製。
これらの素材を使えば、
たいがいいいと思えるものが
できると。いえるでしょう。

なぜかというと、それらの質感が
光を拡散して吸収することと、
朽ちてゆくさまが、
よごれるのではなく、
生き物のような変化を
するから、愛着を感じる
ためだと思うのです。

桂離宮の屋根、壁、窓が
現代の素材に置き換わって
しまったと想像すると、
どうでしょうか。
それでも美しい、
とブルーノタウトは
思ったのでしょうか?

間違いなく、思わないでしょう。
すべての素材があいまって
すばらしいものに
なってると思うのですが、
昔はそれしか素材がなかったからね。

基本は木と土やから。

大工と左官さえいれば
なんとか建物は作れた。
今では30種類ほどの業種に
細分化して作るから、
現場監督はたいへんです。

昔は棟梁がすべて
仕切ってたようなので
監督も設計も営業もいません。
棟梁はすごい。

しかし、現代の素材を使って
美しいいいものを作るのも
現代の建築業営む者の使命だと思うので
ふんばっていいもの作りたいですね。

昔無かったものと言えば、
ガラスや鉄、アルミ、
コンクリート、樹脂、
といったところですか。

災害で延焼の恐れのある範囲の
素材が不燃化を義務付けられ
木は都市部では外部に使うのは
ほぼ無理となりました。
鉄は燃えなくても熱に弱くて
構造物としては頼りなく

同じ重さなら,木のほうが強いのです。
がしかし、現実ありえんけどね、
杉の比重と鉄を比べると
約20倍。いくら同じ重さなら強いといっても、

実際そんなごつい柱建てたら
10センチ角の鉄の柱に対して
45センチ角くらいの柱が必要で。
これはもう、住宅とは言えないレベル。
神社、仏閣の大きさです。

これだけ太いと確かに火災にも強く、
長持ちしてきたのはわかりますね。
それではそんな現代の素材も使った、
気になる街中の住宅を少しみてください。


最後から2つ目の家は
漆喰の外壁と思います。
築年数は2年以内のような印象です。

しかし、全く綺麗な外壁です。
それほど軒が深いわけでもないので
普通に雨がふれば汚れると
思うのですが不思議なことに
雨だれひとつありません。

なんと美しく白いことか?
強アルカリ性で抗菌性があり、
また静電気を帯びず、
汚れを寄せ付けない
等の特徴があり、汚れにくいそうですが、
しかし、真っ白ですね。

そして最後の家は木の細工屋さん
だったと思いますが
上の増築?部分が不思議で
あぶなっかしいので気になりました。

こうしてみると現代的なのは
半分くらいでしょうか?
特徴は単色が多いのと
形が単純なものが多い傾向です。

やはり シンプル イズ ベスト

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