家づくりを検討する際に
一番最初に土地探しを
しなければなりません。
費用の次に大事な土地探しは
家づくりとはちょっと
違う悩みがあります。
なんせ作るわけにはいかないので
探すしかないのです。
良い土地にめぐりあうのは
縁なものですぐに見つかるときもあれば
2年も3年も探して出会えず、
やむなくマンションにした方もいます。
色んな条件が必要でチェックポイントが
多岐にわたりますが
法規上、安全上必要条件を満たしたうえで
価格や、周りの環境を
検討することとなります。
いくら駅近く、通勤通学便利、
緑も多い、静かなど環境良くても
土地の安全が確保されていなかったり、
法規上、建てられる範囲が
実はこれだけしかなかったとか
ならないようによく確認しましょう。
土地の相談もできる建築会社に
建ててもらうのがよいかもしれません。
何故なら、自社で土地を紹介して
設計施工するので自社で全て責任を
になっています。誠実な会社なら
間違った選択をすることはまずないでしょう。
チェックポイントは
1.前面道路の幅員
建築基準法42条2項道路の場合は
必ず道路幅員を実測。
周囲の住宅のセットバック状況も確認
また、道路と敷地との高低差も確認。
2.最終排水枡の位置
既存枡が敷地内にある場合は
そのまま利用するのが原則。
位置や管底高さを確認
3.電柱の位置
電柱はガレージの計画にも影響を与える。
移設したいときは電力会社に連絡相談する
4.敷地の住所から推測する地盤状況
池や水、川など水にまつわる地名はそこが元
何であったかを示していることが多いので
そうすると軟弱地盤である可能性が高くなります。
地盤補強や杭工事が必要になると
50万から100万円ほどの追加費用が発生します。
5.隣接地の状況把握
近隣住宅のエアコン室外機、換気扇排気口
メーター、外部物置、植栽、窓の位置(1,2階とも)
外壁の境界線からの距離、高低差等、を調べて計画に備える。
この外壁から壁までの距離は民法上50cmと定められているので
周りが守っている場合はこちらも守らないとあとで大問題となります。
近隣が守っていない場合は話し合いでこちらも守らないで良しとなる
場合があるので建てる前に必ずその点は話し合いが必要です。
6.その他敷地勾配、水はけ、
敷地が隣地と高低差のある場合
擁壁で土留めをしている場合が多いのですが
その擁壁に水抜き穴の有無やヒビの有無の確認。
7.境界杭、や塀の持ち主や関係性の確認
杭があっても動いてる可能性もおおいにあるので
全く鵜呑みにするわけにもいきません。
現状をよく把握して、推測しましょう。
8.眺望や、借景、景色や風の抜け具合、
近隣建物の影の影響などを把握してプランニングに臨みましょう。
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