街中の3つの気になる住宅2


今日の一番はこの住宅。
左官仕上げの塀とカーポートがつながり、
奥まって板張りの外壁の家がある。

これは情緒あるいい家やな~と。
カーポートと株立ちの植栽が
バランスよくて土?かな.この塀は
これとあいまって、
外構でもう十分くらいうまいことできてるなー。

どんな車が収まるんやろね。
ボルボなら、それも昔のからし色の。
ならいいいのにな。

外壁の板張りはかなり黒ずんでるけど、
雨があまりかからんように
軒を出してるけど、なんでしょうかね。
空気が澱むんでしょうか?
それとも何か、腐朽菌が
運悪くついたんですかね。

浴室で板張りを何度もしましたが、
レッドシダー、ヒバ、さわら、
と水に強い材料でたいてい
カビには強く、
注意して使えば、
そう黒ずむこともなく
何年も持つのだが、
それでもたまにすごく
黒ずむお宅もありまして、
原因はよくわからんまま
ということがありました。

外部なのでよく乾燥し、
日光消毒もできると思うのですが


しかし、トータルの美しさで
カバーしてると思うし、
気にならないかもしれんし、
全て同じ色になればそれもよしやし。

次の住宅はガルバリウムの
外壁かな。おそらく。

色も形もいいね~。
物干しバルコニーが窮屈そうやけど。

これは広い国道沿いに結構な
空きスペースにぽつんと建ってました。
コンクリートブロック積の家のようです。
珍しいですね。

これは家ではなく蔵ですが、
どうにも蔵というのは
そのプロポーションと
窓のない抑制された
佇まいに惹かれますね。

<スポンサーリンク>


21個の気になる住宅

街中に巷あふれる外壁サイディングに屋根、
人工スレート屋根の家。
これらが95%くらいは
世の中占めてると思いますが、
100件に2件くらいはいいなと
思える家がありまして。

それらの特徴は、
外壁の素材が左官仕上げでほぼ単色。
か、板張り等、自然素材。
タイル張りの家でいいなと
思ったことはほぼないので
できたら外装タイルの家で
いいなと思うものにであいたいです。

それと、屋根は瓦か、ガルバリウム。
窓、玄関ドアは木製。
これらの素材を使えば、
たいがいいいと思えるものが
できると。いえるでしょう。

なぜかというと、それらの質感が
光を拡散して吸収することと、
朽ちてゆくさまが、
よごれるのではなく、
生き物のような変化を
するから、愛着を感じる
ためだと思うのです。

桂離宮の屋根、壁、窓が
現代の素材に置き換わって
しまったと想像すると、
どうでしょうか。
それでも美しい、
とブルーノタウトは
思ったのでしょうか?

間違いなく、思わないでしょう。
すべての素材があいまって
すばらしいものに
なってると思うのですが、
昔はそれしか素材がなかったからね。

基本は木と土やから。

大工と左官さえいれば
なんとか建物は作れた。
今では30種類ほどの業種に
細分化して作るから、
現場監督はたいへんです。

昔は棟梁がすべて
仕切ってたようなので
監督も設計も営業もいません。
棟梁はすごい。

しかし、現代の素材を使って
美しいいいものを作るのも
現代の建築業営む者の使命だと思うので
ふんばっていいもの作りたいですね。

昔無かったものと言えば、
ガラスや鉄、アルミ、
コンクリート、樹脂、
といったところですか。

災害で延焼の恐れのある範囲の
素材が不燃化を義務付けられ
木は都市部では外部に使うのは
ほぼ無理となりました。
鉄は燃えなくても熱に弱くて
構造物としては頼りなく

同じ重さなら,木のほうが強いのです。
がしかし、現実ありえんけどね、
杉の比重と鉄を比べると
約20倍。いくら同じ重さなら強いといっても、

実際そんなごつい柱建てたら
10センチ角の鉄の柱に対して
45センチ角くらいの柱が必要で。
これはもう、住宅とは言えないレベル。
神社、仏閣の大きさです。

これだけ太いと確かに火災にも強く、
長持ちしてきたのはわかりますね。
それではそんな現代の素材も使った、
気になる街中の住宅を少しみてください。


最後から2つ目の家は
漆喰の外壁と思います。
築年数は2年以内のような印象です。

しかし、全く綺麗な外壁です。
それほど軒が深いわけでもないので
普通に雨がふれば汚れると
思うのですが不思議なことに
雨だれひとつありません。

なんと美しく白いことか?
強アルカリ性で抗菌性があり、
また静電気を帯びず、
汚れを寄せ付けない
等の特徴があり、汚れにくいそうですが、
しかし、真っ白ですね。

そして最後の家は木の細工屋さん
だったと思いますが
上の増築?部分が不思議で
あぶなっかしいので気になりました。

こうしてみると現代的なのは
半分くらいでしょうか?
特徴は単色が多いのと
形が単純なものが多い傾向です。

やはり シンプル イズ ベスト

<スポンサーリンク>


水飲み禁止

今から40年前、僕が中学生のころは
野球部は練習中、水飲み禁止でした。
プライベートでもプール禁止。

今思うと狂気の沙汰やね。これは。
考えられへんわ。真夏の炎天下。
5時間も6時間もぶっ続けで練習して、
一滴も飲まず。

そういえば飯も食ってないやないの。
ほんまかな。忘れてるけど、
一日中やってたような気がするんやけど。
弁当持ってきても腐るし、
どうしても思い出せないのだが、
水だけは飲んでないのは覚えてる。

今はまめに水分補給を指導者が心がけるよね。
なんかあったら大問題や。命にかかわるから。
熱中症という言葉はその当時なく、
日射病と言われてました。
これになる奴はほぼいませんでした。

今思うと春に40人ほど入った部員は夏ころまでに
半分の20人ほどになってて、
つまり、耐えれそうなものだけが残ってて
身の危険を察知したものは
既にいなかったんやろなと思います。

水は大事やな。命の泉というけれど、
ほんまにこれは人間にはかかせません。

なんでこんな話をしてるかというと
耐震相談のコーナーが役所のホールにできてて、
そこで震災の時の倒壊した建物の写真や、
あのとき何が欲しかったかという
アンケート調査結果のパネルがあり、
水、懐中電灯、袋、ラップ、防災トイレ、
新聞紙、カセットコンロなどがあげられてる。

飲めないのと飲めるけど
飲んだらあかんのとはだいぶ違うね。
どうしようもないからね。無いから。
その当時は学校の外に出た
ファウルボールなどを取りに行き、
何とか工場の水道水を隠れて飲んだりしてたな。

そうでないとやっぱり、身が持たんわ。
ほんまに飲めなかった奴は
口のまわりが異様な感じになってたな。
13歳ゆうたら子供みたいなもんやのに
ようそんな過酷なことしてたな。と思います。

上のレベルでも当時はそうやったんかな。
高校いってからサッカー部に入ったけど
やはり練習中は水飲んだらあかん。やったな。
これも隠れて飲むのでした。

おそらく水飲みよし。
となったのは昭和が終わり、
平成になったころから
ぼちぼちではないだろうか。
PL学園の桑田、清原の時代も
水禁止やったようやし。

それから21世紀が始まるころには
すっかり世の中の風潮は
根性ではなく、体調管理へ移行したのでは。
となんとなく、年代をおって
質問したりしてるとそんな感じです。

飲料水が店で売る時代になったのは、
覚えてる限りでは、1987年ころかな。
と今から30年前か。
定かではないが富士の水とか
飲み比べてた頃があったので
そんな気がします。

役所の耐震相談のコーナーの
話をしたかったのですが
ずいぶんずれてしまいました。
ちょっと無理やり話を方向転換すると

熊本の地震の様子が出ていたので、
これをみるとかなりひどい強い地震で
あったことがわかります。
また、大阪は日本一木造家屋密集地帯が
多いそうで、こんなパネルもありました。


守口市、豊中市南部、生野区、城東区南部、
東成区などかなり密集してて大地震のときは
延焼の恐れが多くて危ない地域だそうです。
そういう地区が日本一多い。

普段から防災にたいする心構えは大事ですね。

忘れたころにやってきますので。天災は。

<スポンサーリンク>


うだつ

うだつを知ってますか?
まず都会の街中、
住宅街ではみたことないでしょう。
あの「うだつがあがらない」=見栄えがしない、
状態がいまいち良くない、

というような意味に使われるあのうだつです。
明石の海に近い街でみつけました。

さすがにうだつが上がる家だけあって
細部のディティールがきっちりしてるわ。
各所見栄えが良い。

例えば、竪樋。
これは現代の住宅は
95%くらいは鉄芯入り塩ビ雨樋で
一番ローコスト。
ハイコストの銅やステンレスは使いません。
一般庶民住宅では。

多分5000万円超える
住宅あたりから
使い始めるかもしれません。
ましてこの住宅のように
樋の通り道を左官で作るなどというような
おさめ方をするとは
道楽の域ではないかと思います。

その他気になるところは
意外にどういう意図かよくわからん
ガスメーターの設置高さ。
これは目立たせたくないものなのでは。
と思うのだが、なぜにこの位置?

瓦屋根の下に銅の庇。

なぐった木縦格子。

銅板製の雨戸?

竹の面格子。

瓦はおそらく淡路瓦。
丁寧に作ってあるので
中も興味あるけど
人のうちなので見れません。
いい外観の家と思いました。

そこからふらふらと
海のほうへ行くと漁港があり、
船の手入れをしてる
漁師のおっちゃんに
出会い、話を聞くと、
タコを底引き網でとってたらしく
もう旬も終わるのでこれからは
タイをとる網に換えるのだそうです。

その網を引っ張る高足蟹の
足のようなアームの手入れ中でした。
手入れしながらもようけ話してくれました。
タコは昔は壷なんかでとってたけど今は
網で大量にとるらしい。

タコはこの時期から砂に
潜って産卵にそなえるそうで
今の時期からとれるタコは高くて
あまりうまくないそうです。
僕は大のタコ、イカ好きなので
ええこと聞いたなあと嬉しく思いました。

タコは案外高いので
魚より貴重なんかな。
タイはこれから旬をむかえるそうで
ごっそり獲れるから高級魚というほど
高くなく店頭に出回るらしい。

釣り人が岸壁でも釣れるらしくて、
現代の技術に魚がついてこれないので
漁師はやりやすいそうです。

おっちゃん、いろいろ仕事しながら
話してくれてありがとう。

<スポンサーリンク>


路地

路地は昔からある街中には
多くあるようで、
新興住宅地や戦後徐々に
できてきた街には少ないようです。

そんななか
また街を歩けば(実際は自転車)
色々見つかるもので
こないだ距離220mくらい、
幅1.2mくらいの
道を見つけました。

自転車すれ違うにはちょっと無理。
この路地からアクセスする
住宅もあるようで
後で地図で調べたら
レストランもあったようで
通ってて気が付きませんでした。

ほんまにあったんかな。
店のHPもあるようやし、
もういっぺん行ってみて
確認してきます。

またこんな路地もあって

草ぼうぼうで人の家の
敷地の一角のような
でも自由に通れたし、
なんとも不思議な空間です。
ちっちゃなマンホールに
ちっちゃな犬?のうんち
がてんてんと綺麗に並んでました。

ほぼ人は通らんと思うけど野良犬かな?
まあふらふらと進むと
色々な興味深い街の知らない姿が現れ
面白いもんやなと
いまさらながらに気づかされます。

こんなにおもろいんやったら
東京でもやっとりゃ
よかったなと思う今日この頃。
なんでこんな街中の異空間を
歩いてみよかと思ったかというと

銀座ティファニービルの横にスキマがあって
店の中はきらびやかなのに
すぐ隣のビルとの狭間は昼間でも薄暗く
奥の様子がよくわかりません。

その対比が面白いと思い
ドローンでも飛ばして撮影してみよかな
と思いましたが実行はしてません。
なんかすごいものが映ってたりしたら
びっくりやね。どうしよ。
と、想像してみて楽しんでます。

また、うねうねと町を歩けば、
行き止まりの標識の向こうに
ただならぬ雰囲気を見つけ
近寄ってみるとこんな風で
公園かな~?くらいでよくわからん。

迂回して探してみると古墳でした。
結構街中の住宅街に忽然と
こんなものが現れるとは!
びっくりしました。
近所の人は普通に日常的に
通り道に使ってるようでした。

あまり人影もなくひっそりと
大木だけがお墓を見守ってました。
調べるとこのあたりは古墳群だったらしく
4世紀ころ作られた、大石塚、
小石塚古墳というものらしく
44基ほどあったが、
今は宅地開発に伴って
破壊され5基だけ残ってるそうです。

大石塚は前方後円墳
東西長さ45.4m南北長さ87.2m高さ5m
小石塚は前方後円墳
東西長さ29.0m南北長さ49.0m高さ3.6m
そんな昔からあるとは。こんな大きなものが。

そういえば前方の方は方形(四角)
という意味というのを
大人になってから知ったような気がします。
子供のころは前のほうに
後ろの円がある?んっ?という感じで
へんに思ってましたが
大人になってわかりました。

最大の仁徳天皇陵は
東西長さ654m南北長さ840m高さ35.8m
墳丘基底部面積約10万平方メートル
なのでざっくり大石塚の10倍くらい長い。
面積はよく比較できません。
堺市は31年夏世界遺産登録を
めざしているようです。

今は宮内庁管理で中に入れないようですが
登録されたら見れるんでしょうか?
楽しみです。

日本全国には20万基ほどあるそうです。
古墳大きさランキングでは
40位までほぼ大阪と奈良と岡山で
占められてました。

日本国土面積は3779万ha
平野は少なく日本国土の面積の66%,
2510万haは森林なので平野は1269万ha
ちなみに1ヘクタールは
1万平方メートル(100m×100m)

狭い平野をみんなで使うので
あまり一人のために広すぎる
使い方もどうかと思いますが
昔は人口も少なかったので
古代歴史を研究する上で
大事な資料となっていて
それはそれでよいかと思います。

破壊されて今はマンションが
立ち並んでいるところもあるようなので
自分の住んでるところの
以前の姿をたどってみるのも
おもしろいかもしれません。

<スポンサーリンク>


茅葺屋根


この存在感。見つけました。
都市部に残された茅葺屋根、土壁
どうやら家ではなく長屋門
のようなかんじでもあるが。

しかしこの大阪府下の
40万人都市のほんまに市街地で珍しい。
僕の住んでる街には
隣町にはちらほらあるけどね。

こんな街中で見たのは初めてやなー。
びっくりしました。
やっぱり本物の質感はすばらしい。
それとフォルムが美しい。黄金比に近い。

現代の薄っぺらの巷にあふれる
住宅も見習いたいな。
もしかしたら昔の住宅も美しいもの。

本物の質感を持つ愛着の湧くモノ
だけが残ってきたから
昔のものは大概良いと感じるのかな。

しかし、古い写真見たらやっぱり
街並み美しいもんな。
大概統一されたというかその地元に
その土や植物しか無かったのでそれを使って
高さや大きさをそろえて建てていたので
街並みの統一感と落ち着きがでてたんやろな。

と、ふらふらペダル漕いでたら
気になる玄関扉があったので
写真撮ってたら
住宅も気に留めたので見上げて、
周り見渡したら
20件くらいの現代の3階建ても
含めた結構統一感と美しさのある
街並みがそこにありました。

あきらかに総合的に考えて作ったんやろな。
その隣の道路にはまた巷あふれる
偽物サイディングの住宅が建ち並んでいて
やはり印象がずいぶん違うな。と思いました。

3階建てのフォルムは
難しいなと思います。
人間の感性に合わない。
なんせ、水平に1.5mほどの
高さに目がついてるのでみづらいし、

でもこの街並みは
結構良さげやね。
でも板の黒ずみ方は
かなりきてますね。

こういうのが嫌な人が
多くて偽物プリントの
サイディングという
外壁材が多く使われ

いやそれに限らず
いろんな素材が内部外部とも
板や土を新規に使う人は
ほぼいなくなりました。

レンガ調タイルでさえ
レンガの代用品なのに
それをまたプリントしたりして
嘘にウソを重ね、
るのはできたらやめて
永く愛される本物を使いたいです。

母なる大地、母なる海などといいますが
(父はこういう使われ方はしません。)

やはり海や山が生み出す本物の自然の素材が
母のように人間を大事にしてくれる
のではないでしょうか。

<スポンサーリンク>


歩道のガードフェンス

 

歩道があればガードフェンスがセットで
付いてくる。くらいに多く
日本にはあたりまえのようにありますが
海外にはあまりないような気がします。

あまり普段気に留めて歩いてないのだが
たいてい鉄の白いパイプ直径7センチくらいのもので
単純な形で横に2本とかその間にたまに
市章のモチーフみたいなものが挟んであったり
あまり美しいとはいいがたい

そもそもいるのかね。と思うのですがいかがでしょうか。
車の暴走事故で歩行者が犠牲になってます。
それはガードがあれば防げたのかもしれませんが
細い道路で段差のない白線だけの歩道で
難しい場合も多いしね。

しかし、そういう道こそやらんと危険度は高いからね。
4~5mの幅で段差もある歩道には
かえってないほうがすっきりして美しいと思う。

黒澤明の「野良犬」という映画は
1949年公開の刑事の物語
ここに白黒で三船俊郎扮する
村上刑事がピストルを奪われ、
犯人を追う、探すシーンで街が映るのだが、
これが戦後すぐでまだ、
ガードフェンスも電柱も電線も
街の店の看板もすくなくてすっきりして
映画で見る欧米のシーンのように簡素で美しい。

実際、欧米もどんなだかよく
知ってるわけではないのだが
グーグルマップで歩いてみると
すっきりしてるので
それはあってるのではないかと思います。

日本も公共のデザインがもっと美しければ
楽しくなるのではと思いますが、、、。

その点では1っピンものの火の見櫓なんかは
気合入れて鍛冶屋が作ったんではないかと
思うので、魂の入り方が違うんやろね。

暇があれば、野良犬や、酔いどれ天使、
素晴らしい日曜日、醜聞
等黒澤明の1950年ころの現代を映した映画を
見てみてください。
白黒でも美しいです。街並みが。

<スポンサーリンク>


火の見櫓


街を歩けば色んなものに出会います。
火の見櫓はたまに見かけるけど
使ってるところは見たことない
全国にいくつあるのでしょうか?

http://www.tamabi.ac.jp/kankyou/kishimoto/hinomiyagura/hinomi_toppage/hinomi_top.htm

調べてるとこんなのがありました。
日本全国各地にノスタルジックに
点在してるようです。
私の地元、近畿では奈良が多く載ってますね。

しかし、全部直接行ってみてきたんでしょうか。
凄いですね。
871件収録って。ちなみに私は2個。
それはここには載ってませんでした。

デザインに着目して調べてみたみたいで
非常に興味深いですね。

僕ももはや、これは街のオブジェと
思ってみていたものですから。

こんなに脆弱なぎりぎりの構造体ってかんじで
多分戦後の昭和30年代に多くできたらしいので
60年くらいひっそりと堂々と
凛として佇んできたのだと思うと
よう頑張ったなーと声かけたくなるね。

まだ存続するだろうけど、使い道としては
スピーカー付けて街の放送にしたり
ホースを干したりしてあまり
本来の用途では使われていないようだ。

これからも各地で観察していこうと思います。
デザインに興味があるので。

なぜならhttp://www.tamabi.ac.jp/kankyou/kishimoto/hinomiyagura/hinomi_toppage/hinomi_top.htm
例えばこれなど危なっかしいいいっ!
倒れたことないんかい。と思うのですが。
なんともバランスが絶妙なので気に入ってます。

しかし、この火の見櫓ギャラリー見てると
密集していない場所の
ほうがほとんどですね。
どちらかといえば都市部の
ほうが木造住宅がひしめきあって
火事が多くて、延焼しやすそうなのですが
少ないんでしょうか?

東京45
大阪1
長野87
三重、沖縄、宮崎、等0
地域によってばらつきがあるが

やはりどれを見てもわりと緑多く、
空が広い地域のようでちょっと謎です。
知ってる方いれば教えてください。

<スポンサーリンク>


道路


今日も街を歩けば色んなものに出会い、
道路にも出会いました。

何気に新設道路建設中で5年も
そのままというのがあって、
何故滞っているのか理由が
よくわからんのです。

調べてみると神戸西バイパスは
もう30年近く
計画から考えて現在に至っているようで
航空写真を見てみると
山のあたりは全く何も進んでいない。

これはあと50年くらい先になるのでは。
と心配してみるともう
見届けられないかもと思いました。

総事業費1900億円。
道路長さ12.5km
進捗率72%
最近の3年間の進捗率1%だそうです。

年間63億円
1km152億円
くらい使うことになるようです。

完成したら便利になるのかもしれませんが
利用者はそう多くなさそうな気もします。
しかし、きちんとした調査結果により
この事業をすすめてるようです。

今はまだ工事も止まってて
のどかなものです。
田園地帯を突き抜けて防音壁付きの
高架道路がねそべってます。

その下を誰も利用してなさそうな
静かで狭いトンネルが70mほどあって
程よくエコーが聞くので中島みゆきが
紅白で地上の星を歌ってたのを
思いだし、ちょっと大声でうたってみました。

♬輝く太陽は俺のもので
きらめく月はそうお前の涙~♫
となかなか良い響き。

このまま完成せんでもええのにな。
静かなひとときを異空間ですごせました。

<スポンサーリンク>


街のニュース

最近まちのはずれを自転車で
ちんたら乗ってると
人気のない空地で
誰も通らないような場所が
この地域では結構ありまして。

これは町と谷になってる
隣町との間の草むらぼうぼうの
ほったらかし地帯で入れるけど
一応は軽く通せんぼしてある。

これをちょっと無理して入っていくと
広い野球ができるくらいの
平地がぽつぽつあって、
実際野球の練習をしていたりするのを
見たこともあったのだが

ここに久しぶりに行ってみると
太陽光発電パネルで埋め尽くされて
全くびっくりするくらい忽然と
野球場やただの広場がなくなってました。

これは誰の所業なのでしょうか?
全く分からないのですが
売ってるのか、工場などで
自家発電して使ってるのか。
もともと誰の土地だったんでしょうね。

調べてみると
北杜市でメガソーラーパネル環境破壊で
問題になってるようだ。

電気事業法の規制にかからない範囲で
投資家を募って事業を
展開しているなかで
景観破壊や、設置した後の
構造の脆弱さのよる
台風などで吹き飛ばされた場合による被害
など多数の問題を抱えているとのこと。

東京湾岸では約100万平方メートルの
埋め立て用砂利採取跡地の山で
24000世帯分の1年間の電力を
供給できる施設を作っているらしい。

再生できない山を有効利用したらしいが
元はと言えば山を切り開いたのでは?
僕がみた場所はそもそもなんだったのか。
やはり小山の中腹の野原だった感じ。

人が入って、平地にしたあと何年も放置されていて
忽然とパネルがあらわれたようです。

電気は世の中になくては
ならないものになってますが、
何事も私利私欲にかたよらず
バランスが大事だと思います。

ちなみに100万平方メートルって
1000m×1000m=1,000,000
つまり1kmの正方形ですね。
外周を歩けば4km,徒歩約1時間かかる程度です。

しかし産業廃棄物処理でも
カドミウムが入っていて
問題があるようで、できれば違う
良いものを考えるべきですね。
僕にできることは、
電力に限らずエネルギー資源
の無駄使いを
しないことくらいしか、
今のところできません。

<スポンサーリンク>